終わらない燃料油の高騰
画像を見ると分かる通り、今年に入ってから原油価格は右肩上がりが続いています。
去年の4月には一時原油価格がマイナスになるなど、歴史的な出来事があり衝撃的でした。
コロナが落ち着き始めると、飛行機などが世界を飛ぶようになり、それまで止まっていた石油の需要も当然、燃料油の消費と共に戻ってきます。
少しずつ石油の需要が戻ると、去年のマイナス分を取り戻そうと産油国や貿易関係の会社が値段を釣り上げているわけです。
先日もOPECプラスで日本とアメリカやインドが石油を増産し、価格の引き下げを頼んだが上手くいかず。
少なくとも年内いっぱいは価格が下がらないと思われます。
日本はすべて輸入に頼っているので、かなり厳しい状態です。
石油が無くなるという嘘
石油は限られた資源、あと30年で無くなる!とよく言われますが、これも原油価格に影響しているかもしれません。
しかし、1980年代からあと30年と言われていて、未だに枯渇していません。
最近ではあと40年とか言われますが、2010年に経済産業省が出した資料では50年に伸びたとか・・・。
つまりは「嘘」なんですよね。
不安を煽れば産油国は儲かりますからね。
他にも採掘プラットフォームの耐用年数が40年だからとかいう話もあります。
40年で採掘しつくすから無くなると言ってるわけです。
でも、まだまだ掘ってない新しい油田があるので、結局は無くならないはずなんです。
学者たちの間でも意見が分かれるみたいですが、まだ数百年は持つとも言われています。
しかし、これだけ産油国が出し渋り、価格が高騰すればEVや水素エネルギーに移り変わるのも当然ですよね。
特に日本は物価ばかりが上がり続け、とても住みにくくなってきています。
最近は車も購入するのではなく、レンタルやサブスクリプションを使うのが流行って来ています。
どうしても普段の足として必要な方は、輸入タイヤやエコタイヤを使って維持費や消耗品費を上手に節約していきましょう。
